アルバイトをしていると、本来入っていたシフトを忘れてしまうことってありますよね。
忘れていることに気がついたとき、
「なんて謝罪すればいいだろう…?」
「みんなはどう思っているだろうか…」
このように不安な気持ちに押しつぶされそうになることでしょう。
筆者も学生時代に一度シフトを忘れてしまった経験があり、心臓がバクバクして、頭が真っ白になったのを覚えています。
この記事では、そんなシフトを忘れてしまったときの適切な謝罪方法やその後の対応を具体的に解説していきますので、ぜひ参考にしてください!
店長として、シフトを忘れるアルバイトたちを多く見てきた経験を基に解説していきます!
シフトを忘れて無断欠勤してしまったときの謝罪の仕方
謝罪は早ければ早いほど効果的
シフトを忘れて無断欠勤してしまった場合、最初に行うべきことは早急に連絡を入れることです。
遅れれば遅れるほど店長や他のスタッフへの印象が悪くなり、信頼を回復するのが難しくなることでしょう。
こんな記事を見ていないで、早く連絡してください!
職場に迷惑をかけている状況なので、事が起こってしまった以上どう足掻こうが怒られる、注意されるのは当然です。
とはいえ、人間は完璧ではないので、誰しも「シフトを忘れてしまう」ということはあります。
どんなに真面目な人でも、どんなに細かい人でもうっかりしてしまうことはあるため、職場の人達も迷惑がりつつも理解はしてくれていることでしょう。
何度もシフト忘れを繰り返すわけではない限り、早急に謝罪をして、遅刻したとしても急いで出勤をすれば、そこまで大きな問題にはなることはありません。
誠意を見せ、しっかりと反省してくれれば、それ以上のペナルティはありません!
ほぼ100%バレるので誤魔化しはNG
シフトを忘れて出勤していなかったとき、必ず店長や出勤中のスタッフから連絡があることでしょう。
しかし、そこで嘘を吐いたり誤魔化そうとするのは絶対にNGです。
よく「体調が悪くて…」や「電車が遅延していて…」などと自分のシフト管理ミスを誤魔化そうとするスタッフがいます。
しかし、そのような場合は事前に報告の連絡ができるはずですよね。
事後連絡になっている時点でミスを誤魔化そうとしている悪意が伝わってしまうため、余計に印象が悪くなるだけということを覚えておきましょう。
謝罪の基本は、まず自分のミスを認めて相手に迷惑をかけたことを素直に伝えることです。
素直に「シフトを見間違えていた」という理由を伝えて謝罪をし、加えて「以後、同じようなミスが起こらないように気をつける」という意思も伝えましょう。
あとづけの嘘って、相手には大体バレているものですよね…
嘘という証拠がなかったとしても、周りからの印象が悪くなるのは確実なので正直に謝罪しましょう!
コピペで使える謝罪例文
無断欠勤になってしまった場合、早急に電話で謝罪をするのが一番です。
しかし、電話が繋がらなかったり、LINEでやり取りをするのが主流となっている職場もあるので、謝罪方法についてはケースバイケースで対応しましょう。
お疲れ様です。〇〇です。
本日シフトを忘れてしまい、大変申し訳ございませんでした。
ただいま急いで準備を整えいますので、すぐに向かいます。
今後は、このようなことがないよう徹底して管理いたします。
申し訳なさからか、丁寧に長々と反省文を考えてしまいがちですが、そこまで深く考える必要はありません。
例文のように、以下の3つのポイントを含められていればOKです。
- 言い訳せず、本気で申し訳ないと感じているように思わせる
- 急いで向かおうとしている感を出す
- ミスを繰り返さないと反省していることをわからせる
丁寧に文章を考えるよりも、早急に出勤する準備をしましょう。
店長としては、「謝罪内容よりも早く出勤してほしい」というのが本音です!
無断欠勤、周りからはどう思われている?
迷惑をかけられたスタッフの本音
無断欠勤は他のスタッフに負担をかける行為です。
シフトに穴が空くことで業務量が増えたり、休日にも関わらず急遽シフトに入らざるを得なかったりするスタッフもいるでしょう。
職場によっては、前の時間に勤務していたスタッフが続けて勤務を続けさせられるようなケースもあり、該当スタッフには相当なストレスとなります。
他のスタッフにもプライベートの予定があるので、無断欠勤をされると困ります…
とはいえ、先ほど言ったように誰でもやらかす可能性があるミスであり、周りのスタッフも一度くらいなら忘れてしまったこともあるかもしれません。
そのため、正直に謝罪をし、遅れてでも急いで出勤をすれば、「次から気をつけてね」程度の軽い気持ちで済むことが多いです。
店長から見たシフトを忘れるスタッフ
店長として、シフトを忘れるスタッフがいると、業務全体の調整が必要になります。
特に、急遽代わりのスタッフを探すのは困難を極めるため、店長自身が出勤をしてカバーをするケースが多いです。
無断遅刻・欠勤があると、店長としてはかなりの負担となります…
ですが、やはり真面目でいつも頑張ってくれているスタッフでもシフトを忘れてしまい遅刻するようなケースもあるため、”常習犯でなければ”責めるようなことはありません。
しっかりと反省していることを伝えられれば、特別嫌われたりする心配もないでしょう。
シフトを忘れない管理方法を身につけよう
スマホアプリを活用する
シフト管理アプリやGoogleカレンダーなどを利用することで、シフトを見逃すリスクを減らせます。
特に、リマインダー機能を設定しておけば事前に通知を受け取ることができます。
また、一度アプリに入力しただけで終わりにするのではなく、入力ミスがないか再度チェックをし、シフトの間違いがないように徹底しましょう。
私のおすすめは「TimeTree」というカレンダーアプリです!
紙のカレンダーに書き込んで掲示する
トイレや玄関などに、紙のカレンダーを掲示している家庭もあるでしょう。
目に留まる場所にカレンダーが貼ってあるのなら、そこにシフトの日を書き込んでおくのも一つの手です。
特に、アプリを入れても面倒臭がって見なくなってしまうような人は、トイレなどの嫌でも目に入るようなところに書き込んでおくと忘れずに済みます。
ルーティン化をして忘れを防ぐ
シフトが決まったらすぐに記録する習慣をつけましょう。
「後で入力しよう」と思うと忘れてしまう原因になるため、その場で即記録する癖をつけることがポイントです。
また、「退勤したら必ず次のシフトの確認をする」といったルーティンを作るなど、タイミングはいつでもいいので確認する癖をつけるのがおすすめです。
簡単なルーティンの場合、習慣化するまで18日かかると言われています!
まとめ:シフト忘れのミスを次につなげる
シフトを忘れるミスをしてしまっても、適切な謝罪と反省を示すことで信頼回復が可能です。
さらに、忘れないための対策を講じることで、同じ失敗を防ぐことができます。
この記事を参考に、より良いシフト管理方法を身につけ、安心して働ける環境を作りましょう!