「バイトに行きたくない」「仕事が辛い」「体調が悪い」「どうしても眠い」など、アルバイトをしている皆さんは、出勤が億劫だと感じたことがあるかもしれません。
しかし、そういった気持ちをそのままにしておくと、次第にストレスが溜まり、心身に悪影響を与えることにもつながりかねません。
今回は、バイトに行きたくない時に試すべき対処法を7つご紹介します。
少しでも気持ちが楽になり、次の出勤への一歩を踏み出せるような方法をお届けしますので、ぜひ参考にしてください!
店長として、多くのスタッフをマネジメントしてきた経験を基に解説します!
バイトに行きたくない原因と対処法
アルバイトに行きたくないと感じる理由には様々なものがあります。
体調不良やモチベーションの低下、人間関係のトラブルなど、原因は一人ひとり異なります。
この章では、それぞれの原因に対して、どのように対処すればよいのかを見ていきましょう!
体調不良で行きたくない
体調が悪いとバイトに行くのが億劫になりますよね。
ただ、風邪や頭痛、胃腸の不調など、体調が悪いときは、無理に働くことが逆効果です。
体調が優れない状態で働くと、仕事の効率が落ちるだけでなく、病気が悪化したり、職場でウイルスを広めてしまうこともあります。
体調不良が悪化しないようにバイトに行かないというのも一つの手なので、このような場合は無理に出勤をする必要はありません。
バイトを休むのは、必ずしも悪いことではありません!
仕事が単調で飽きてしまった
毎日同じ作業を繰り返していると、仕事に対するモチベーションが低下し、「めんどくさい」「つまらない」と感じることが増えてきます。
特に接客業やルーチンワークでは、同じような業務をこなすことが多く、次第に飽きてしまうこともあるでしょう。
そんなときには、業務の中で「今日は○○を達成しよう」「○○のスキルを習得しよう」と小さな目標を立てることで、毎日の仕事に新たな意味や達成感を見出せることがあります。
それでもモチベが保てない場合は、職場を変えるのも一つの手です!
ストレスが溜まっている
仕事をしていると、どうしてもストレスが溜まることがありますよね。
特に人間関係の問題や業務量の多さ、クレーム、上司からのプレッシャーなどが原因でストレスを感じることが多いです。
出勤前になるとそんな嫌な記憶が蘇り憂鬱になるかと思いますが、そんなときは以下の考え方を試してみてください!
- どうせそのうち関わらなくなる人たちだと考え、重く捉えすぎない
- 仕事の嫌なことはプライベートで一切考えず、時給が発生している仕事中に存分に悩む
- 他の人の仕事のやらかしエピソードを調べて共感してみる
無駄に仕事のことで悩むよりも、実際にそれが起こっているときにだけ悩むという習慣をつけましょう。
また、誰かの失敗エピソードをみてみることで、「大変なのは自分だけじゃないんだ」と思え、少しは気持ちが楽になるはずです!
眠くて起きられない・バイト中が眠い
眠い系の解決方法は簡単で、「早く寝る」というのが100点の回答ですが、できたら既にやっていますよね。
それができないのなら、「バイトの出勤前はスイーツを買う」のように、”バイトの前は楽しみがある”という状況を作ってみましょう。
嫌なことのために起きるのではなく、楽しみのために起きると考えれば気持ち的に楽になります。
また、バイト中に眠くなってしまうという場合は、ちょっとした悪いことをして目を覚ますのがおすすめです。
眠くなったら、防犯カメラの死角で持参したお菓子を食べて目を覚ますのがおすすめですよ!
職種によってはバイトテロに発展するようなものもあるので、その点は要注意です!
職場の人間関係に悩んでいる
職場での人間関係がうまくいっていないと、仕事に行きたくないと感じる原因となります。
上司や同僚との関係が悪化すると、日々の仕事がさらに辛く感じられることでしょう。
ですが、職場の人たちは所詮ただの同僚・上司であり、必ずしも友達になる必要はありません。
人間関係の構築にストレスを感じるようであれば、割り切って必要最低限の業務連絡をするだけに留めてみるのも一つの手です。
業務に対する自信がない
仕事のスキルや能力に自信が持てないと、出勤するのが怖く感じることがあります。
特に新しい仕事に挑戦している場合や、未経験の業務が増えてくると、失敗を恐れてしまい、「自分にはできない」と感じることがあるかもしれません。
しかし、自信を持てるようになるためには、時間をかけてスキルを積み重ねることが大切です。
最初から完璧にできる人なんていないので、完璧を求めすぎず気楽にいきましょう!
給料や待遇に不満がある
給与や待遇に不満を感じると、仕事に対する意欲が低下し、バイトに行きたくないと感じることがあります。
特に、自分の仕事量や成果が報酬に見合っていないと感じると、モチベーションが下がってしまいます。
このような場合は、昇給の条件や待遇について店長に相談してみましょう。
とはいえ、相談したからといって簡単に変わるものでもないため、不満が大きいのなら転職を視野に入れることも選択肢の一つとして検討することができます。
バイトのモチベーションを上げる方法
バイトのゴールを決めておく
目的もなく働くというのは辛いものです。
そのため、下記のように自分がなんのために働くかを明確に設定し、ゴールを決めておくとよいでしょう。
- 〇〇円貯めたら旅行に行く
- ◯日分バイトをしたら欲しいゲームを買える
- あと◯ヶ月働いたらこんなバイト辞めてやる!
どのくらいの期間で何を目的にするか決まったら、あとは出勤する度にカウントダウンをしていき、数字がどんどん減っていくのを実感できれば気持ちも楽になります。
終わりが見えないとやる気もでないので、数値化して終わりまでを見える化することが大切です!
業務に本気で取り組んでみる
面倒臭くてだらだらと業務をこなしていると、気持ち的にも余計にだるくなってしまいますよね。
そのため、とにかく業務に本気で取り組んでみると、意外とモチベーションというのは上がってくるものです。
中途半端な心持ちにせず「やるなら徹底的にやってやるぞ」と思考を特化させることで、仕事に対して使命感を感じられるようになるでしょう。
仲のいい同僚を作る
職場の人間関係が良好であれば、モチベーションも上がりやすくなります。
仕事中に軽い会話を交わすことで気分が明るくなり、仕事という憂鬱な時間のことを少しの間忘れることができます。
また、同僚との協力関係を築くことで困ったときに助け合うことができ、仕事がより楽しく感じられるようになるでしょう。
モチベーションに頼らない思考にする
正直なところ、自分がやりたい仕事でない限りモチベーションを維持するというのは至難の業です。
そのため、”そもそもモチベーションに頼らない”という思考を持つことも大切になります。
仕事というのは始まる直前に憂鬱な気分になるものですが、始まってしまえば時間は勝手に進んでいきますし、なにより始まっているのでやるしかないですよね。
したがって、何かをモチベーションに頑張るというよりも、「ただ職場まで足を運ぶ」という感覚で、仕事始まったらあとは時の流れに身を任せるという考え方にすると気持ちが楽になります。
何事も、始まってさえしまえば、あとは終わるだけなのです!
どうしても行きたくない場合は転職を視野に入れる
どうしても行きたくない、モチベーションが保てないという場合は、バイト先を変えることも検討してみましょう。
自分に合う仕事を見つけることができれば、現状よりもモチベーションの度合いが改善されることもあります。
バイトを辞める判断基準
バイトを辞める決断をすることにおいて最も重要なのは、一時的な気分の問題なのか、根本的な問題なのかを見極めることです。
バイトに行きたくない理由が「眠い」「めんどくさい」などの一時的な気分の問題であれば、今を乗り切れば、今後は普通に働き続けることもできるでしょう。
しかし、「業務内容が向いてない」「職場の雰囲気が苦手」などの根本的な問題がある場合などは、職場を変えることでしか解決ができないため、バイトを辞めるのも一つの手です。
バイトを辞めると無収入の期間ができてしまうので、デメリットも考慮し、判断は慎重に行いましょう!
退職の伝え方とポイント
退職を円満に進めるためには、感情的にならず、冷静に伝えることがポイントです。
まず、上司にはできるだけ早めに退職の意思を伝えることが大切です。
退職の理由を説明する際には、ポジティブな点を強調しつつ、無理に深掘りしないようにしましょう。
例えば、「新しい挑戦をしたい」「自分のキャリアにもっと合った仕事を探したい」といった理由を述べることで、相手も納得しやすくなります。
また、退職日についても余裕を持って伝え、引き継ぎ作業がスムーズに進むように配慮することが重要です。
新しい転職先の決め方
まずは自分がどんな仕事をしたいのか、どんな環境で働きたいのかを明確にしましょう。
例えば、安定した収入が欲しいのか、柔軟なシフトで働きたいのか、成長できる職場を求めているのか、それぞれの希望をリストアップしてみるといいです。
また、転職先を選ぶ際には、業務内容だけでなく、職場の雰囲気や人間関係も重要なポイントです。
面接時に職場の雰囲気やスタッフの働き方を確認することができれば、実際に働く前に自分に合った職場かどうかを判断する材料になります。
面接前にお客さんとして偵察しに行ってみるのもありです!
まとめ
今回は、バイトに行きたくない時に試すべき対処法を紹介しました。
自分の体調や気持ちに合った方法を見つけ、無理せず上手にバイトライフを乗り越えることが大切です。
もし、どうしても辛くなったときには、周囲に相談したり、心のケアを大切にしたりすることも忘れないようにしましょう。
無理せず、でも着実に一歩ずつ前進していくことが、仕事に対するポジティブな気持ちを取り戻す鍵になります。