アルバイト探しをしていると、
一度はこのような意見を目にしたことがあるのではないでしょうか?
これが本当なら、これからコンビニバイトを始めようと考えている人にとっては大きな懸念点になりますよね。
しかし、コンビニバイトにはメリットもたくさんあることも忘れてはいけません。
そこで今回は、
- コンビニバイトの仕事内容
- 向いている人と向いていない人の特徴
- コンビニバイトの魅力
上記の3点について詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたが本当にコンビニバイトをするべきかどうか判断しやすくなるので、ぜひ参考にしてください!
コンビニアルバイト歴5年以上の経験を基に、コンビニバイトのリアルを解説していきます!
「覚えることが多すぎる」は本当?コンビニバイトが大変な理由

コンビニバイトは単純作業のように見えて、実は多くの業務をこなす必要があります。
「覚えることが多すぎる」と言われる理由を詳しく見ていきましょう。
多様な業務を並行してこなす
コンビニバイトにはレジ打ち、品出し、清掃、揚げ物の調理など様々な仕事があります。
そのため、1つの仕事に集中できるわけではなく、複数の業務を並行してこなす必要があるのです。
例えば、レジでお客様対応をしつつ、隙を見て品出しをするなど、マルチタスクが求められるのが特徴です。
品出しを終わらせたいのに、次々にレジにお客さんが並んでしまうようなことは日常茶飯事です…
飲食店のように明確な役割分担があるわけではないため、すべてを並行してこなさなくてはなりません。
慣れれば大したことはありませんが、始めたてのときや混雑時などは、その業務のバリエーションの多さに困惑してしまうこともあるでしょう。

頻繁な業務の変更・新商品への対応
コンビニでは頻繁に新商品が登場します。
そして、その度に新しい商品の受付方法や調理方法を覚えなければならず、他にも期間限定キャンペーンやイベントに対応する必要もあります。
これらの変化に対応しなければならないため、「覚えてもすぐに新しいことが増える……!」と感じる人も多いでしょう。
新しく覚えることも多いですが、一つ一つの難易度は高くないため、そこまで心配しなくて大丈夫です!
店舗ごとに異なるルールがある
コンビニはチェーン店ですが、店舗ごとに微妙な違いがあります。
オーナーや店長の考え方次第で、細かいルールが異なることも多いのです。
店舗ごとに異なることが多いポイント
- 業務のやり方:手順や求められるクオリティの違い
- 廃棄商品の扱い:処分するのか、持ち帰れるのか
- 勤務時の人数:人手不足の店舗は1人のケースも。基本的には2〜3人が一般的
店長がゆるい人であれば、廃棄を自由に持ち帰れたり、空いた時間は喋っていてOKなどと、楽に働ける可能性もあるでしょう。
しかし、店長が厳しかったり、人手不足の店舗の場合は、業務も忙しく廃棄も貰えないというケースもあります。
コンビニはまかないがないので、廃棄持ち帰りNGの店舗だとしんどいですね…
直営店は、廃棄の持ち帰りができない確率が高めです!
直営店:企業が自分で運営している店舗
加盟店:上記企業の看板を借りて、別の企業が運営している店舗(フランチャイズ)
面倒な客に遭遇する確率が高い
コンビニは飲食店などの他の職種と比べると、お客さんの回転率が高いのが特徴です。
そのため、クレーマーや怖い人といった面倒なお客さんに遭遇する可能性が高くなります。
また、客層も学生から超高齢者、酔っ払いにホームレスの方まで幅広いため、普通の接客対応も億劫に感じることが多いでしょう。
どの職種にも変な客はいますが、コンビニは特に多いですよね…


コンビニバイトの仕事内容

レジ業務
コンビニの仕事で最もイメージしやすいのがレジ業務です。
商品のスキャン、会計、袋詰めといった基本的な流れはシンプルに思えますが、実際にやってみると意外と大変だと感じることも多いです。
最近はセルフレジがある店舗も多いので、業務が少し楽になりました!
レジ業務では、主に以下のようなことを覚える必要があります。
- クーポンや割引の適用
- 公共料金や宅配便の受付、チケット発券
- 年齢確認が必要な商品の販売
特に、混雑時にはスピーディーに対応しなければならず、最初のうちは焦ることも多いでしょう。
しかし、慣れてくると自然に手が動くようになり、スムーズに業務をこなせるようになります。
ただ、一つ懸念点があるとすれば、たばこの銘柄を把握するところで苦労することが多いことですね!

品出し・検品・発注
コンビニの商品は常に補充が必要です。
棚がスカスカだと売り上げに影響するため、商品の品出しや陳列作業も重要な業務の一つです。
また、毎日新しく商品が届くので、その商品が発注したものと一致しているかをチェックする検品業務もあります。
店舗によっては、商品の発注までアルバイトが行うケースもあります!
フライヤー商品の調理
レジ前に並ぶ唐揚げやコロッケ、アメリカンドッグなどのフライヤー商品は、多くのお客様に人気があります。
実はこのフライヤー商品の準備や管理も、コンビニバイトの重要な仕事の一つです。
フライヤー調理は一見シンプルですが、「どの時間帯にどれくらい揚げるか」を判断するのが意外と難しく、慣れないうちは在庫管理に苦戦することもあるでしょう。
冷凍のものを温めたり揚げたりするだけなので、調理自体は超簡単です!
清掃・ゴミ処理
床掃除、ゴミの回収、トイレ清掃、コーヒーマシンのメンテナンスなど、コンビニには様々な清掃業務があります。
特に深夜帯のバイトでは、これらの業務が増えることも多いでしょう。
コンビニバイトへの向き不向きそれぞれの特徴

向いている人の特徴
コンビニバイトは大変な面もありますが、向いている人にとっては楽しく働ける仕事でもあります。
以下のような特徴がある人は、コンビニバイトに適性があると言えるでしょう。
- マルチタスクが得意な人:
一度に複数の仕事をこなす場面が多いため、「これをやりながら、あれもやる」といった作業が苦にならない人は向いています。 - 接客が好きな人:
コンビニは毎日たくさんのお客様と接する仕事です。人と話すのが好きな人は、楽しく働けるでしょう。 - 新しいことを覚えるのが苦にならない人:
コンビニは新商品やキャンペーンが頻繁に変わるため、新しいことを覚えるのが苦にならない人には向いています。 - 几帳面で丁寧な仕事ができる人:
品出しや陳列、レジ作業では正確さが求められます。ミスを減らし、効率的に作業できる人は評価されやすいです。
このような特徴を持つ人であれば、コンビニでのバイトライフを快適に過ごすことができます。
向いていない人の特徴
逆に、以下のような特徴がある人は、コンビニバイトが合わないと感じる可能性があります。
- 単純作業だけをしたい人:
コンビニバイトは単純作業だけではなく、幅広い業務をこなす必要があります。「レジだけをやりたい」「品出しだけをしたい」という人には向いていません。 - 臨機応変な対応が苦手な人:
予想外のことが起こるのがコンビニバイトの特徴です。機械的な仕事を望む人は、ストレスを感じやすいかもしれません。 - 忙しい環境が苦手な人:
特にピークタイム(朝・昼・夕方)は、レジも品出しも忙しくなります。落ち着いて働きたい人には、厳しい環境かもしれません。
このような特徴を持つ人の場合は、ミスマッチになる可能性が高いのでおすすめできません。
もっと単純でシンプルなアルバイトを探してみましょう!

コンビニバイトのメリット

シフトの自由度が高い
コンビニバイトは、比較的シフトの融通が利きやすいのが特徴です。
早朝、昼間、夜間、深夜など、ライフスタイルに合わせて働けます。
また、早朝や深夜帯のシフトを選ぶと、時給もアップするため効率よく働くことができます。
特に深夜は時給が高いのにお客さんが少なく、楽に稼げるのでおすすめですよ!
接客スキルや社会性が身につく
コンビニバイトを経験すると、接客スキルや社会人としての基本的なマナーが身につきます。
- 敬語の使い方が自然に身につく
- お客様対応の経験が積める
- クレーム対応など、社会人としてのスキルが学べる
これらは、将来的に接客業や営業職を考えている人にとって非常に良い経験になります。
アルバイトのうちからメンタルの強化や感情をコントロールする力を身につけておくことで、社会に出てから活躍できる機会も増えるはずです。
コンビニで働くと、挨拶の声量なんかも大きく出せるようになりますよ!


業務がルーティン化しやすく、慣れれば楽になる
最初は覚えることが多くて大変ですが、一つ一つは簡単なので、慣れてしまえば業務はルーティン化してスムーズにこなせるようになります。
また、コンビニバイトあるあるとして、
と言われるほど仕事内容がシンプルなので、初心者の方でも安心して働くことができますよ!
最初の1〜2ヶ月を乗り越えれば、あとは流れ作業のように感じます!
コンビニバイトを楽にするためのコツ

最初はとにかく「メモを取る」
コンビニの仕事は、最初のうちは覚えることが多すぎてパニックになりがちです。
少しでも効率よく仕事を覚えるために、メモを取ることをおすすめします。
- レジの操作方法をメモする
- 品出しのルールをメモする
- 「わからなかったことリスト」を作って先輩へ確認する
このように、先輩や店長に聞いたことも、すぐに忘れないように書き留めておくと安心です。
わからないことは積極的に聞く
わからないことを一人でいつまでも悩んでいると、仕事の流れが止まってしまいます。
新人のうちは知識がないのが当然なので、わからないことがあればすぐに先輩や店長に聞きましょう。
コンビニはチームワークが大切な職場なので、遠慮せずに聞いたほうが仕事がスムーズになります。
むしろ、聞かずにミスを繰り返す方が怒られることが多いので、どんどん質問して覚えましょう!
仕事の優先順位をつける
コンビニのバイトは覚えることが多く焦りがちですが、最初から全てを完璧に覚えようとするのは無理があります。
そのためまずは、
から覚えていくことが大切です。
業務の細かいところは後でいいので、まずは挨拶やレジ操作といった基本を抑えることが優先です。
できることを一つずつ増やしていけば、自然と覚える量も減り、効率よく学べますよ!

まとめ:コンビニバイトは慣れれば楽

コンビニバイトは確かに覚えることが多く、最初は大変かもしれません。
しかし、コツをつかめばスムーズに仕事をこなせるようになり、シフトの自由度や接客スキルの向上など、メリットも多い仕事です。
もし、少しでも「やってみようかな?」と思ったなら、最初の1ヶ月を乗り越えるつもりで挑戦してみてください!
きっと、あなたにとって良い経験になるはずです。
まずは求人をチェックして、自分に合ったシフトや働きやすい店舗を探してみましょう!


